今日も殴って、ねごめごめんね

あなたを殴って、ねごめごめんね

あんしんしたら しにそうになる、

だからさよならさせてください、よなさよならよ、ねごめごめんね

ネトゲしている足元にあなたが掃除機かけるから、逆上、激怒、蹴球、捻挫、掃除機壊して、ねごめごめんね、

吸い込まれそうで、ろしおそろしく、瞬間湯沸し、ねごめごめんね、

わたしが作りかけのお鍋、あなたがアクを取ってるのをみて憤怒、猛攻、アクなど取るな!と、強火の怒号を、ねごめごめんね、

・・・めし とは 食べ物を 必要最低限 食べられる状態にして 食べること・・・美味しく作ろうと 思ったときに 消えてしまうものを わたしは食べたい アクなど取るな アクなど取るな それはいやがらせですか アクなど取るな もったいないから アクなど取るな そんな文化を連れてくるな ・・・なんて 夜中じゅうあなたを責めて、ねごめごめんね、つたわらない、言葉のかずかず、ねごめごめんね、

殴りつけること、ねごめごめんね、

あしたになれば忘れてしまう、忘れないために、忘れないために、傷を残して、この世界は危険に満ちている、新宿駅にはさまれる危険なしおり、肉付きのいい彼の笑顔の裏には鋭利な刃物が隠れていた、

離れていると 人こいしくて、

誰かといると 人ころしくて、

・・・あぶないのです、あぶないのです、普通に生きているというのは ほんとうに危ないことだ、糸ほどの平均台の上を歩く熊、あぶない予感を、れすわすれないで、そしてあぶない気持ちを植えつけられたひとだけが あぶないあぶない穴をよけながら ときどきはまりながら 生きているのだろう、ねーみてみて ねー暴力が咲いているよ、ねー暴力のなごりは いくつ いくつ 産毛の奥に残ってますか おやすみなさい 今日も明日もいい日だなんて、きみのことはみんなすべてよくわかってるさー、なんて、そんなうかつな言葉で「デーブイ、デーブイ」させないで、さあ明日も仕事だあってグウグウ寝る顔をみたら、あんしんするな、あんしんするな、また また危険の花を咲かせないといけない・・・・

今日も殴って、ねごめごめんね

あなたを殴って、ねごめごめんね

どうか さよならさせてください、

よなさよならよ、ねごめごめんね

よなさよならよ、ねごめごめんね